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SURIMACCAを買う
コースターを作らせてもらっているBAR野良さんがハーフアニバーサリーということで、限定のコースターを作ることにしました。
今まではSURUTOCOさんで刷らせてもらっていましたが、限定で少部数なのでSURIMACCA(スリマッカ)を使って自宅ですることにしました。
シルクスクリーンの版は、テンプレートを利用して作成します。版はレトロ印刷さんのサイトから発注できます。
注文後、メールで入稿方法のメールが届きますのでその通りに入稿しました。
今回は、シルクスクリーンの版とSURIMACCA(スリマッカ)を一緒に購入したのですが、2日後に宅急便で届きました。早い!
XSサイズの製版で800円になります。今回はSURIMACCAなどと一緒に注文したので、宅急便で届きましたが、シルクスクリーンの製版のみの場合は「ゆうパケット」での発送になるので送料はプラス300円になります。
これがSURIMACCA(スリマッカ)。
パーツを組み合わせてシルクスクリーンのフレームを作るので、どんな大きさの版でもOKだよ!というのがSURIMACCA(スリマッカ)のいいところ。かさばらないのがすごくいい。
SURUTOCOさんで使ったことがあるので使い方は、だいたいなんとかなると信じてがんばってみます。
シルクスクリーンのインクが服につくとなかなかとれないので、できるだけ汚れてもいい服で作業してください。(私はうっかりものなのでエプロンをしてても2着くらいカットソーにインクをつけてしまいました)
中身は、コーナーパーツ×4、ショートパーツ×4、ロングパーツ×2、浮かしパーツ×4、ゴム、ローラー、スキージーが入ってます。これだけ入って¥3,333って安くないですか?
パーツやゴムは別売りで買い足すこともできます。
買い忘れた!と思ったのが、インクヘラでした。
SURUTOCOさんではインクヘラを貸してもらえるので気にしてなかったのですが、我が家にそんなものはない!忘れてた!!
後から確認しましたが、レトロ印刷さんの通販にもないので、amazonでも楽天でもどこでもいいので買いましょう。
私はコンビニでもらったプラスティックのスプーンで代用しました。
100円均一の何かで代用できそうな気もしますが探す時間がちょっと惜しいのと、インクヘラの方が使いやすいので次にシルクスクリーンを刷るときには買おうと思います。
今回刷りたいのはXSサイズなので、コーナーパーツ4つと、ショートパーツ2つを組み立てて、ゴムを切ります。短いのと長いのを4本ずつ用意します。
スクリーンを置いて、ゴムを入れていきます。
シルクスクリーンはこのフレームにスクリーンをセットするのが一番むずかしいので、説明書に書いてある通りの手順でがんばります。
ゴムで固定できたら、はみ出たスクリーンをハサミで切り取ります。
ついでにすかしパーツもセット。
スクリーンとSURIMCCA(スリマッカ)の隙間にインクが入らないように、マスキングテープを貼ります。
インクが入ると後片付けがめんどくさいので、ちゃんと貼りましょう。
ここで大事なのが、SURIMACCAホルダー!SURUTOCOさんにはシルクスクリーンの印刷台(市販のはめちゃめちゃ高い)がありましたが、自宅にはないのでSURIMACCAホルダーを購入しました。
しかし本体より高いぞSURIMACCAホルダー。
作業台にSURIMACCAホルダーを固定して、SURIMACCAを固定します。
SURIMACCAインク。
10cm×10cmの四角(ベタ)の面積を印刷した場合、100mlで20枚程度印刷が出来ます…ということなので、原稿のサイズを目安にして用意しましょう。
印刷するときに、位置合わせに使うといいのがクリアフォルダをカットしたやつです。
これはSURUTOCOさんでおそわりました。
紙の代わりに、クリアフォルダをカットしたものをマスキングテープで固定して試し刷りをします。
適量にインクを置いて、スキージで、えーいっと。
スキージの角度はスクリーンに対して45度。
インクの量も適当なのですが、これくらいの量がいいですよというのを教えてもらったのが活かされています。
ちょうどいい感じ。
これもSURUTOCOさんで習ったおかげです。
シルクスクリーンを経験したことがない!という人は一度SURUTOCOさんで教えてもらった方が絶対にいいと思います。
クリアファイルに印刷できたので、印刷位置をマーキングします。
ちゃんとマーキングしておくと、刷るときにズレなどを気にしなくていいので、下準備はちゃんとしましょう。
コースターに印刷できたら、エンボスパウダーの登場です。
これでもか!!!ってくらい振りかけてください。
エンボスパウダーのコツはケチらないことです。
インクが乾く前に、たっぷり、みっしりとふりかけます。
エンボスヒーターで温めます。
エンボスヒーターはエンボスパウダーを溶かすために、250度の熱風が出るようになっているので、火傷に気をつけてください。
ドライヤーではエンボスヒーターの代わりにはならないので、必ずエンボスヒーターを用意してください。
エンボスヒーターで温めると、エンボスパウダーが熱で溶けてキラキラになります。
エンボスパウダーはベタ(塗りつぶし)が多めの原稿に使うのがオススメです。
BAR野良さん、ハーフアニバーサリーおめでとうございます!!
BAR野良
pile&piqermはBAR野良という素敵なお店のコースターを作らせてもらっています。
BAR野良は、「日替わりBar Tonzura」の、日曜日だけ開店する素敵なバーです。
参考
日替わりBar Tonzura日替わりBar Tonzura
piqel&piqermは、定期的に物語にちなんだコースターを作成させてもらっています。
コースターの実物は、BAR野良さんで見ることができますので、よろしければ見てやってください。
BAR野良さんでお待ちしております!